「エイリアン」でシガニー・ウィーバーを見て、下着を上下ともグレーにしていた時期があった。
「コピーキャット」は1995年。あの頃はインターネットというものの意味がよく分からなかった。
仲の良い友だちが「インターネットはすごい!」というので何ができるのか聞いたら、「ゴッホの絵が無料で見られる」。「それだけ?」。そのまま会話が終わったのを覚えている。
今や、自分自身も社会全体も、インターネットなしでは何もできない。世の中、変わるものだ。
連続殺人の映画で思い出すのは、デンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーの「ボーン・コレクター」。2人とも大好きな俳優だが、看護師のセルマの独特な存在感が印象に残った。
セルマ役のクイーン・ラティファが主演したのが、「TAXI NY」。リュック・ベッソンの「TAXi」のアメリカ版。やはり存在感が痛快だった。
リュック・ベッソンと言えば、ジャン・レノ。「レオン」を思い出す。ゲイリー・オールドマンの狂気がジャン・レノとナタリー・ポートマンとの関係性と対照的で、とても切ない映画だった。スティングの主題歌も良かった。
でも振り返ってみれば、ジャン・レノとナタリー・ポートマンの年の差。
今の時代にあの映画を見たら、受け入れられるだろうか?
つくづく、世界は変わり、自分自身も、変わるものだ。